27. グラウンドストロークの種類とその違い

グラウンドストローク

グラウンドストロークにはフォアハンドとバックハンドが含まれ、ベースライン付近でバウンドしたボールを打つショットのことを指します。グラウンドストロークが最もよく使われる場面は、リターン(返球)と3球目のショット(3rdショット)です。ただし、リターンでのグラウンドストロークと3rdショットでのグラウンドストロークでは目的が異なるため、その目的に応じてショットの軌道を調整する必要があります。

リターン

リターンの主な目的は、安定性、深さ(相手を後方に押し下げること)、そしてリターナーがキッチンラインへ前進するための時間をつくることです。このため、リターンのグラウンドストロークは、安定したネット越えと深さを得るために、高めの軌道で打つことが効果的です。また、身体の使い方は通常のグラウンドストロークと同様ですが、体重移動を少し強めに前へ乗せることで、返球後に自然な流れで前進しやすくなります。

ドライブグラウンドストローク

3rdショットのドライブ、あるいは自分たちが後ろで相手が前にいる状況でのドライブの主な目的は、相手に弱い返球やミスを引き出しつつ、自分たちが不要なミスを増やさないことです。これを達成するためには、リターンとは異なり、より強いパワーを出し、ネット上の軌道を低くする調整が必要になります。

パワーを上げることで前にいる相手に弱い返球を出させやすく、よりフラットな軌道にすることでパワーが増してもアウトしにくくなります。ドライブは、自分たちが後方の不利なポジションにいる状態から、キッチンラインにいる相手へ打つショットであるため、強くミスの少ない“低い軌道のショット”を使ってラリーに踏みとどまる必要があります。

リターンと3rdショットのグラウンドストロークの違い

コーチが両者を説明する際には、次の2点に注目すると分かりやすく伝えられます。

・リターンは、深さを優先するためにネット上の軌道を高くする
・3rdショットのドライブは、パワーを優先するためにネット上の軌道を低くする


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